ウォールユニット(壁付け家具)の壁固定について

住宅の内壁には、防火性・遮音性を高めるための建築用内装材として、石膏ボード(プラスターボード)が広く用いられています。

石膏ボードは骨を折ったときのギブスを想像してもらえば簡単です。
叩けばバラバラと崩れ、ネジは効きません。
だから何かものを固定するのには不向きです。
軽いものであればボード用のアンカーを入れて、アンカーに対してネジを固定ができます。
重いものを固定するためには、間柱を利用します。
間柱とは、石膏ボードを固定するための柱のことで、通常300㎜や450㎜ピッチで入っています(メーターモジュールの場合は500㎜)。この間柱にめがけてネジを打ち込むのです。
間柱は木造住宅であれば木製、鉄骨住宅であれば軽量鉄骨で作られていることが多いです。
しかし、鉄筋コンクリート(RC)造りの場合は、GLボンドと呼ばれる接着剤を大きな団子状にして、適当な間隔でコンクリートに付けていき、石膏ボードを固定します。このGLボンドの団子によって、コンクリート壁と石膏ボードとの間には100㎜程の空間が作られます。当然間柱はありません。

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ヒュルスタのウォールユニットやウォールシェルフは、専用の取付け金具があり、ネジを留めるピッチが決まっています。そのため間柱を利用して固定することはできません。
また、家具自体の重さがあるため、構造用合板(厚さ12mm以上を推奨)を貼る壁補強工事が事前に必要となります。

一方、コンクリート壁の場合は、そのままではネジが利きません。そのためアンカーを入れてネジ固定します。GLボンドで石膏ボードとコンクリート壁と接着している場合は、100mm程の空間があるため、ボルトアンカーを埋め込み取り付けることになります。
作業時間や手間がとても掛かります。またコンクリートドリルで穴開けするときは、大きな音が響きます。マンションなどの場合は上下左右の階まで振動が伝わりますので注意ください。

さらにマンションのお隣との戸境壁に壁付けするの場合、勝手に取り付けることはできません。必ずマンションの管理組合に確認をしてください。

尚、ライノクリエイションでは壁付けユニット及び壁付けシェルフを、珪藻土壁やエコカラットなどのタイル壁に取り付け施工工事をしていません。これらの壁に取り付けることを望まれる方は、住宅販売会社へご相談ください。